JP7FKFの備忘録

ヒトは,忘れる生き物だから.

Microsoft Comfort Mouse 6000の修理

メインPC(Windows)の入力インターフェースとして,マウス,Microsoft Comfort Mouse 6000を使っています.
ちなみにキーボードはHHKB Pro.

ある日CADを使おうとしたら,マウスの中ボタンクリック(ホイールクリック)が効きづらくなっていることに気づいた.
CADで中ボタンって結構重要な役割なんですよね.視点変更とか色々.
かなり長く使っているしそろそろスイッチの寿命だったのかもしれない.

ということで,分解清掃して,スイッチを交換することにした.
まずは裏のソール上下二箇所を外します.両面テープ止めになっている.
そうするとネジが見えるので,すべて外します.
これでカバーが外れます.
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結構簡単な作りですね.
基板.
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スクロールホイールの右側に,中ボタンクリック検知用のタクトスイッチがあります.
中ボタンってタクトスイッチだったのね.
これは修理してしまった後の画像になりますが….
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赤いタクトスイッチに交換しています.
これは普段見る,普通のタクトスイッチですが,はじめに基板についていたものは,スイッチの押す部分がもっと長いものでした.
なので,私は瞬間接着剤で適当なプラスチック片を貼り付けて高さを稼いでいます(笑).

この交換用のスイッチですが,秋月によさげなスイッチがありました.
長さ的には,おそらくこれくらいだったと思うので,修理にはこれが最適かもしれません.
タクトスイッチ(黒色): パーツ一般 秋月電子通商 電子部品 ネット通販
もちろん私のように,普通の背の低いタクトスイッチにいい感じにバイアスしても良いと思いますが,やっぱり美しい方がいいと思います.

この長い棒の部分のところに,小さなスプリングが入っており,あの独特のホイールクリックの感覚になっているのでした.

修理方法はいたって簡単で,単純にスクロールホイールを外し,下の基板を固定しているネジを外し,基板からタクトスイッチを取っ払って新しいものと交換するだけです.

これでCADを快適に使えるようになりました.