CI-Vを用いた周波数表示装置の製作
以前に作ったCI-Vの周波数表示装置について書いておく.
ICOMのリグでは,CI-Vという端子があったりして,そこからリグコンができたりするというしくみがある.
かなり前に社団局で利用させてもらっていたRIG(IC-756)の液晶が不具合を起こして周波数を解読するには心の目が必要だったりすることがあった.
そこでCI-Vを使って周波数をLCDにでもひょうじすればいいんでね?というコトになって作ってみたものがコイツである.
これはIC-7200で実験したときのものだが,ダイヤルを回すとちゃんと周波数がリグのLCDとほぼ同じくらいの応答で反応してくれる.
しくみは,ただ単に,CI-Vの信号をマイコンのUARTモジュールで取ってきて解析しているだけである.(マイコンはPIC16F88を使った)
CI-Vのプロトコルはggると出てきたりした.
実際にIC-756で生の信号を見てみるとこうなった.
FEFEはただのプリアンブル.そのあとにRIGのIDやらなんたらが送られてきて,そのあとにFreqのデータが2バイトごとにしたの桁から送られてくる.
そのデータをマイコンで元の周波数の値に直してやってLCDに出しているだけ.
簡単だった.
やろうと思えばモードの情報やら色々取得できる.
どこまで実装するかは根気次第だけど,私はこの程度にした.
適当にケーシングした.
写真の表示はスプラッシュ表示.
この状態でリグにつないで,メインダイヤルを何度かくるくるするとデータが来て,勝手に表示が始まる.
PICのコードをgithubにおいてみたりした.
中身がすごく汚いのであんまり見ないでほしい.
他にもgitにはまったく進捗ダメなコードとかもおいてあるし私の悪い人間性が垣間見れる.
でも参考になればと思うので一応貼っておく.
こんなエントリを書こうと思ったのも,これを作ろうと思った時にあんまりggっていい情報が出てこなかったからである.
これから作ろうとしている人の参考になればと思うけど,あまり詳しく書いてないので参考にはならないかもしれない.
何かわからないことがあればコメントで質問していただけると答えれると思う.
少なくともCI-Vで周波数表示するくらいのレベルなら答えれるハズだと思う.